スマホが鍵を握る!? 高齢者にも優しいアミューズメント施設の新常識 コラム#86

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1. 進化するアミューズメント施設の今

最近のアミューズメント施設、行ったことありますか?私も先日、久しぶりに大型の複合型施設に行って驚きました。何もかもがスマホ中心!入場券も、ゲームのポイント管理も、イベント情報も全部スマホアプリで完結してるんですよね。効率的で便利ですが、ふと考えました。「これ、高齢者の方にはどう映ってるんだろう?」と。

2. スマホが「必須」になる時代

確かにスマホがあると、リアルタイムで混雑状況が分かったり、ゲームのランキングが確認できたり、友達とポイントを共有できたりとメリット満載。でも逆に言えば、スマホを持ってないと情報から取り残されてしまうんです。最近はキャッシュレス決済オンリーの店舗も増えていて、「スマホがない=遊べない」みたいな空気すらあるんですよね。

3. 高齢者へのバリアは意外と“見えにくい”

高齢者の中にもスマホを使いこなしている方はたくさんいます。でも、いざアミューズメント施設で「アプリをダウンロードしてください」「QRコードをスキャンしてください」と言われると、戸惑う方も多いでしょう。何より「分からない」と言いづらい空気があるのも事実。デジタル社会が進めば進むほど、こうした“見えにくいバリア”が増えている気がします。

4. 楽しむための「アナログ導線」の復権

だからこそ、今あえて見直されているのが「アナログな選択肢」の提供です。スタッフによる対面案内や、紙のパンフレット、現金支払いも選べるシステムなど、高齢者でも安心して楽しめる工夫が少しずつ戻ってきているんです。これって実は、誰にとっても優しい仕組みなんですよね。

5. 世代を超えて楽しめる施設こそ真のアミューズメント

アミューズメントって、文字通り「楽しませる」ことが本質です。スマホは便利。でも、それに縛られすぎて「誰かが楽しめない」なんて状況になったら、本末転倒ですよね。技術の進化とともに、多様性に配慮した仕組みが広がれば、きっともっとみんなが笑顔で過ごせる空間になります。テクノロジーって、人を楽しませるためのものですから。

スマホが主役になる時代でも、「誰もが楽しめる」アミューズメント施設であるために、高齢者への配慮やアナログ対応はむしろ必須です。テクノロジーと心遣いが両立した空間こそが、これからの“真のエンタメ空間”なのかもしれません。

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