GitHub Actionsで整える中規模開発のCI自動化のすすめ コラム#137

コラムタイトル137

1. リアルタイム検索技術の発展

中規模の開発チームになると、コードの量もレビューの数も増えてきますよね。それと同時に、「この作業、自動でやってくれたらな…」と感じるタイミングも多くなります。そんなときに力を発揮するのがCI(継続的インテグレーション)です。なかでもGitHub Actionsは、導入のしやすさと柔軟な設定で、中規模プロジェクトの現場にちょうどよい選択肢なんです。

2. GitHubにあるなら、すぐ始められる気軽さ

GitHub Actionsの魅力のひとつは、GitHubのリポジトリがあればすぐ使えるという点です。新しいサービスの登録も不要で、YAML形式のワークフローを.github/workflowsに置くだけ。例えば、プルリクエスト時に自動でテストを回したり、コードスタイルのチェックをしたりと、導入初日から効果を実感できます。

3. 中規模プロジェクトだからこそ恩恵が大きい

小規模なプロジェクトでは手作業でもなんとかなっていたことが、中規模になると途端にボトルネックになります。複数人が関わるコードベースでは、誰かがミスをしても気付きにくくなりますし、レビュアーの負担も増えます。GitHub Actionsで自動テストやLint、依存ライブラリのチェックなどを導入すれば、開発の安心感がグッと高まります。

4. 柔軟な設定と豊富なアクション群

GitHub Actionsには、すでに多くの公式・非公式アクションが公開されています。AWSやAzureへのデプロイも、PythonやPHP、C#.NETのビルドやテストも、ほんの数行でセットアップ可能です。YAMLを書くのに慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんが、公式ドキュメントやコミュニティの情報も豊富なので、学びながら進められるのも魅力です。

5. 手間を減らし、開発に集中するために

私自身、GitHub Actionsを取り入れてからというもの、「あれ、テスト実行したっけ?」とか「デプロイ時のミスが気になるなあ」といったストレスからかなり解放されました。CIを自動化することは、単に作業を楽にするだけでなく、プロジェクトの品質を守り、開発者が本当に集中すべきことにフォーカスするための手段なんです。

GitHub Actionsは、中規模プロジェクトの頼れる味方
中規模チームにとって、開発効率と品質を両立させるのは大きな課題です。GitHub Actionsは、その両方を実現するための強力なツールとして、すぐにでも導入を検討する価値があります。気軽に始めて、少しずつ改善していく。このスタンスこそが、自動化を成功させる第一歩だと思いますよ。

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私たちの強みは、実際に今後も時代に沿ってサービスも成長させていけるようなインフラ面も考慮した開発を行っている点で、実際にリプレイスを行いながら十数年にわたって運用しているサービスもございます。
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