弊社をご利用いただいているユーザーさまに、インタビューを行いました。貴重なご意見をご紹介します。
Q. Shufoo! を推進する中で、大変良かったこと(嬉しい、喜ばしかったこと)、大変苦しかったことは、何でしょうか?
2001年立案した時はインターネットへの理解もまだまだで、企画そのものが受け入れられず、苦労しました。しかし市場性を信じて続けることができた事、それをサポートしていただいた皆さんに感謝しています。2008年に東京に拠点を移し大きくビジネスモデルを変換し、メディアとしての電子オリコミを浸透できたことが最大ターニングポイントではないでしょうか
Q. Shufoo! 立ち上げに伴い、なぜIAJにご依頼いただけたのでしょうか?
当初、先行する新事業でIAJという会社の存在を知りました。創業してまもない若い会社ながらも、当時Javaを中心とした高い技術力を持つ会社であり、
何よりも私たちの自由な発想をすぐに形にしてくれ、さらには新しい発想で斬新な提案をしてくれる会社である点に関心を持ちました。
Q. Shufoo! の立上げから15年、長期間継続して仕事を委託なさっている理由はなんでしょうか?
Shufoo!に関しては立ち上げから参画していただいているので、システムやデータ構造などに精通していて要件の理解がはやいこと、過去の開発の経緯をよく理解しており、改修の際の影響範囲等を把握していて、改修内容に対する指摘を挙げられる点、相談に乗っていただける点で貢献していただいており、小さい会社ながら力強くサポートいただいていると認識しています。継続的に安定したサービスを提供していただいている結果、長期にわたる関係に至ったと認識しています。
Q. Shufoo! の運営は東京が中心ですが、神戸にあるIAJにどのように依頼されているのでしょうか?
音声会議やプロジェクト管理ツールを通じて円滑に対応していただいており、担当者同士のやりとりはチケットを通じて対応状況、管理対応状況が把握でき、履歴も残ります。また必要に応じて神戸から東京に定期訪問するなどオフラインでもサポートしていただいております。
Q. これまでに、IAJに依頼しておいて良かった、助かった、ということがあれば、教えていただけますでしょうか?
依頼内容に関して、ただこなすだけでなく自発的な提案や、時には否定され、激しく議論になることもありましたがそれも、ただの受け仕事でない当事者意識での仕事ぶりに助けられたことも多く感謝しています。
Q. 納期面・品質面・価格面ではどのように評価されていますか?
とかく我々は納期優先で無理を言いますが、出来る限界までは詰めながらも最低限の品質担保の領域は譲らないところがひいてはサービスを守ってくれていると感じていますので満足しています。
Q. Shufoo! の今後の展開と、それに伴いIAJに期待する役割を、教えていただけますでしょうか?
市場はめまぐるしく変化しています。15年にわたり変化に合わせてサービスを常に変化させてきたことが今のポジションをつかめた要因です。
これからも、市場ニーズに合わせ、また、先取りし新しい領域を開拓することが使命ですし、その良きパートナーでこれからもいてほしいと思います。
Q. 取締役にご就任いただいた経緯を教えていただけますでしょうか?
Shufoo!立ち上げ当初より15年に渡り、IAJは開発委託先企業として強力なパートナーシップを構築・維持し、Shufoo!のサービス拡大・向上に努めていただきました。今後も継続してより強力なパートナーシップを結び、長期的な信頼関係を築き、良きパートナーとして一緒にShufoo!を盛り上げていくため、今回、IAJの社外取締役に就任した次第です
Q. パートナー(外注)を検討している他社へのアドバイス
遠隔での開発は、不安を覚えることはあるかと思いますが、音声会議など最新のツールを使うことでむしろ対面での会議開催にかかるロスが少なく、距離に縛られず、スムーズな対応が受けられます。Shufoo! も企画段階から参加いただき、15年に渡ってサポートを受けてきました。IAJは単なる、システム会社の域を超えてサービスの企画・立ち上げ段階から成長に至るまで、事業が拡大する上で常に改善が求められるシステム面をサポートし、ビジネスの成長の一翼を担える会社であると思います。
お客様の略歴
凸版印刷株式会社 メディア事業推進本部 本部長 山岸祥晃(やまぎし よしあき)氏
関西学院大学・商学部を卒業後、1984年に凸版印刷入社。2001年に電子チラシポータルサイトShufoo!を立ち上げ、日本最大級に拡大。現在、デジタルメディア部門を統括する立場から、次世代のウェブ活用型事業の創出、拡大に取り組んでいる。