
1. AWS WAFとは?
AWS WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションを悪意のあるリクエストから保護するためのサービスです。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)といった攻撃だけでなく、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃にも対応できます。AWS WAFを適切に設定すれば、トラフィックをフィルタリングし、アプリケーションの可用性を確保できます。
2. DDoS攻撃の種類とAWS WAFの役割
DDoS攻撃には大きく分けて以下の2種類があります。
3. AWS WAFでDDoS対策を強化する設定
4. AWS Shieldとの併用で防御を強化
AWS WAFだけでなく、AWS Shieldと組み合わせることで、より強固なDDoS対策が可能です。AWS Shield Standardは無料で提供されており、ネットワークレイヤーの攻撃を自動的に軽減します。より高度な防御を求めるなら、AWS Shield Advancedを導入し、リアルタイムのモニタリングやサポートを受けるのも有効です。
5. ログとモニタリングで異常をすばやく検知
AWS WAFとAmazon CloudWatch Logsを連携し、異常なトラフィックを監視しましょう。また、AWS Firewall Managerを活用すると、複数のアカウントやリージョンにまたがるポリシー管理が可能になります。
AWS WAFは、DDoS攻撃の中でも特にアプリケーション層(レイヤー7)の攻撃に対して有効な対策が可能です。レートベースルールやGeoIP制限、Bot Controlなどの機能を駆使し、AWS Shieldと組み合わせることで、より強固な防御を実現できます。適切な設定と継続的なモニタリングを行い、DDoS攻撃からWebアプリケーションを守りましょう。

<<IAJってどんな会社?>>
創業以来24年、専門知識が少ないジャンルでもお客様とお話ししながら伴走していくようなスタイルで、必要であればコード解析から行い、最新技術を取り入れながら、お客様のご要望(課題)を限りなく近い形で実現してまいりました。
おかげさまで、得意ジャンルはこれ、といった特化型な開発会社ではありませんが、 様々な業界のシステム開発を任せていただき、月間ユーザー200万人以上規模のポイント制度を用いたアプリ開発や1000万人規模のシステム開発をはじめ、多数のiOSやAndroidのアプリ開発や規模の大きなシステム開発などの実績を積んでまいりました。
私たちの強みは、実際に今後も時代に沿ってサービスも成長させていけるようなインフラ面も考慮した開発を行っている点で、実際にリプレイスを行いながら十数年にわたって運用しているサービスもございます。
他にも、元々は他社で構築したサービスのリプレイスについても実績はございますので、ぜひ一度、私たちに検討されているシステムについてご相談してみませんか?